0歳児には、個人の発達や生活リズムに合わせた個別の対応をしています。
アレルギー予防のために、牛乳・卵などの動物性たんぱく質の使い方に配慮しています。
医師から食べ物アレルギーと診断され、家庭で除去食を作っている場合は、園でも協力して対応していきます。
成長・発達の著しい乳幼児は、食べられる食品の中から必要な栄養量を摂ることが大切です。また、日常生活も見直しながら、体の免疫力を上げ、アレルゲン食品も食べられるようにしていくことも大切です。
「食育」とは、食を通じて子どもを育てていくこと。
それはまず、「楽しく食べる子ども」を育てることから始まります。
ほかにも、病気を防ぐこと、しつけをすること、食べ物の知識を伝えること、自立心を育てること、人に感謝する気持ちを教えること、など、食を通して子どもに伝えたいことはたくさんあります。
家族が食事を心から楽しんでいれば、子どもは自然と、食事や食べ物に興味を持ってくるものです。
子どもの「生きる力」を育むために、家族で、地域で、できるところから「食育」を始めてみましょう。
<日本小児保健協会発信情報>